子育て

【物を投げちゃいけない理由】子供に物を投げちゃいけないことを伝える時の理由をよくよく考えてみたら民法とアリストテレスに辿り着いた話

子供と遊んでいると

「物は投げちゃダメ」と伝える時があります。
大体は急に物を投げたときに突発的に出る言葉だと思います。

ただ、物を投げてはいけないのはなぜか?と単純に疑問に思い考えてみました。

うーん正確に教えてもらったことが無い…
なんでダメなのか自分で気づいたような気もするし、
いつの間にか危ないからとかもったいないからとか
その気持ちが備わっていたような気もする。

人生ってそういうもんだ。

と思って物を投げてはいけない理由を言わずに
とにかくダメと伝える教育でもいいのか?
と考えると私はなんでか「我が子には教えてあげよう」と思った。

そこでまず物を投げてはいけない理由を深堀してみる
物を投げてはいけない理由はいくつかある

投げた物が人にぶつかると危ないから?
物が壊れるから?
物を大切にする気持ちがないから?

これを更に深堀すると
なんで人にぶつかると危ないの?
物が壊れると何がダメなの?
物を大切にする気持ちがないと何がいけないの?

と考えることができる

どんどん深堀していくと最終的に民法とアリストテレスに辿り着いた

物を投げ投げた物が人にぶつかると民法に振れる可能性がある?

遊んでいる本人が故意でないにしろ他人に怪我をさせてしまう可能性があるから危ない
子供の責任は親の責任になることが多いため親が責任を取る可能性が高くなる
正確には民法712条~714条に記載されている監督責任についてになり、過去の判例では12歳までの子供は責任を判断する能力が無いとされているため、その年齢までは親が責任を取る可能性が高い

また怪我をしなくても当たった人は嫌な気持ちになることがある
なんで当たった人は嫌な気持ちになるのか?
突然物が当たるというのは、予想だにしない出来事が起きるという事で
人間は本能的に危機が迫っているという気持ちになる。
危機が迫っていると人間の脳内で過剰なノルアドレナリンが分泌される。
このノルアドレナリンは神経伝達物質の一種で過剰に分泌されることにより、不安や恐怖の感情にも繋がるため嫌な気持ちになる。
更に親は当たってしまった相手が怪我をしようがしまいが相手が感じた嫌な気持ちに寄り添い申し訳ないという感情になる。

物が壊れると?
その物が使えなくなる可能性がある
なんで使えなくなるといけないのか?
本人又は親がこれからも使いたいと思う可能性が高いから
親は壊れてしまうことで金銭的な危機を感じる可能性がある
また本人も親も物が壊れて悲しい気持ちになったり怒りが湧く可能性がある

物が壊れたら壊れた破片で怪我をする可能性がある
怪我をするという事は本人が痛い思いをする可能性がある
親は治療するために病院に行かなくてはいけない可能性がある
壊れなければ防げたかもしれない時間が取られる可能性がある
つまり人間の5つの基本的欲求の一つである睡眠欲に該当し、端的に言えば怠けたいという気持ちが刺激される

親は治療するために費用を掛けなくてはいけない可能性がある
人間の5つの基本的欲求の一つである財欲に該当し、端的に言えば金銭的に無駄遣いをしたくないという気持ちが表れる

物を大切にする気持ちが無いと何がいけないの?
与えた人の気持ちを踏みにじっている可能性がある
与えた人は与えた物を大切にして欲しいと願う気持ちを持っている可能性がある
物を大切にしないという事は今後この人に物を与えても大切にしてくれないかも?と信用を失う可能性がある
信用を失うと何か別の物が欲しいとなったときに信用が無いので与えられない可能性がある
つまり信用が無いことにより今後本人が機会損失を被る可能性がある

人に寄ってはもっと深堀していくこともできそうですがこのくらいにしておきましょう…
というかこれを全部我が子に伝わるように伝えるのなんて難しいw

掻い摘んでで伝えるためにはどうすればいいのか考えた結果

人間は社会的な生き物だから物を投げてはいけません!

アリストテレスになった気持ちで伝えるのが一番だなと思いました。

細かい部分はこれから少しずつ説いていこうと思います。

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マイフル
ハードモードだった自分の人生。自分の子供には同じ道を歩んでほしくないと思い高校生くらいで知っておきたかった知識をまとめるためにブログ運営をはじめました。お!得だね!と人生で他人より少し賢くなれる生き方をまとめています。主にお金について全般|クレジットカード活用術|ポイ活|株式投資|NISA|など自らが経験した内容を元に執筆。